スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

漢文における「也」の用法(一) 附・「矣」「也」辨



○追記
 ・廿六年十一月廿一日 :その他 『顏氏家訓』
 ・同十二月六日 :補遺・その他 「既に述べた事に對して、後から補足的な説明をする「也」の例」
 ・同十二月十日 :補遺・その他 『助辭辨略』


 先に「矣」の語釋をしたので、今度は「也」である。(前記事<漢文における「矣」の用法>)
 「也」には句末の也と句の腹の也と問ひの也との三種あるとするが、こゝでは、句末の也の用法を、例により『太史公助字法』に準じて檢證する。
 また、同時に「矣」との相違についても述べる。

続きを読む

スポンサーサイト

漢文における「矣」の用法

「矣」字と「也」字とは同じく「ナリ」にあたる字とされてゐるが、實際にはやゝ用法が異なる。
この稿では、皆川淇園『太史公助字法』によりながら用例を開することで「矣」字の用法を檢證する。

続きを読む

『ふるさとなる大和―日本の歴史物語』保田與重郎

保田與重郎『ふるさとなる大和』

『月刊ポピー』小学六年生付録「こころの文庫」の「神武天皇」「日本武尊」「聖徳太子」「万葉集物語」四篇をまとめたもの。平成二十五年十月十七日に展転社発行。
ふるさとなる大和

(この評論は、同書復刻の際に、『不二』といふ雑誌に新刊紹介で寄稿した文章を多少改めたものです。)

 保田與重郎は先の戰爭の前後にその思想を發表し、日本の民族の精神の頽廢に警鐘を鳴らした人である。本書冒頭に寄せられたロマノ・ヴルピッタ氏の「推薦の辞」によると、
「戦後、保田與重郎は強い危機感を抱き、このままだと日本文化と日本そのものさえもなくなるのではないかと懸念していた。従って、日本文化の防衛と維持、そして次世代に伝承することが自分の天命であると自覚していた。防衛、維持、伝承は、彼がいう「保守」であった。保田にとっての保守とは、単なる過去の保護と憧憬という静的な姿勢ではなく、発想と創造の原動力という動的な観念である。」
本書に收められた四篇はその心によつて、未來を擔ふ子共の爲の、傳へるべき民族精神の保守を目的として、小學生向けに執筆されたものである。内容は、上古日本の營みを語つた四篇「神武天皇」「日本武尊」「聖德太子」「万葉集物語」から成つてゐる。著者は、これらの物語の中に、日本の根本の精神を明かにして、やさしく説き諭してゐる。以下、本書のあらましを述べてみる。

続きを読む

プロフィール

平 春明

Author:平 春明
住まひは神奈川県鎌倉市。東京の渋谷の丘で国文学の勉強をしてゐる学生、はるあきらです。なにくれと勉強した事や、面白かつた事などをかきつらねていきます!
普段から歴史的仮名遣ひですので、こゝでも歴史的仮名遣ひです。
主に、国文学、国語学、日本数学、その他諸々、気に入つた物を紹介していきたいと思ひます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。